やっぱりUnityがいい?ゲーム開発にUnityが必要な理由|プログラミング独学で稼ぐ始め方|未経験からエンジニアに転職
目次
- Unity
- Unityはモバイルゲームアプリ業界において一強|ゲーム開発におけるUnityのメリット
- Unityの良さ6選
- 業界別にみるUnityの利用
- Unityは映像作品やVRにも活躍|ゲーム以外の利用例多数
- Unityが抱える問題と苦手部分
- まとめ
Unity
Unityはモバイルゲームアプリ業界において一強|ゲーム開発におけるUnityのメリット
ゲーム開発するならUnityを使っていないと業界に入れないんじゃ無いかと思われるほどとくにモバイルゲームアプリ業界においては一強になっている存在です。 コンシューマ機やWeb出力も可能になってきており、PlaystationやNintendoSwitchなどで有名家庭用ゲームタイトルでもUnityによる開発が多数報告されています。 ゲーム開発エンジンとして共通言語にさえなりつつあるUnityは、知っていて損はないツールでしょう。
Unityの良さ6選
- 良心的な料金体系。安いか個人なら無料で作れる
- マルチプラットフォーム対応が幅広い
- 豊富なAssetStoreから素材やライブラリが多数入手できる
- 制作記事が数々上がっているため作り方を調べたらすぐ見つかる
- エディタの使い勝手がわかりやすい
- 言語仕様的に後発であるC#で開発できる
業界別にみるUnityの利用
モバイルゲームアプリ開発なら50%以上のシェア
いわゆるスマホアプリの3DゲームならUnityが50%以上のシェアで席巻しているといって間違い無いでしょう。 またARやVRのマルチプラットフォーム開発においても強力なため60%以上で使われているのだそうです。
家庭用ゲーム機向け開発ではまだまだ伸ばしている途中
Unityのメリットであるマルチプラットフォームを生かし、モバイル、家庭用、PC版の同時リリースなどをする場合に大変有効です。 ゲーム自体は1プロジェクトをそのままプラットフォーム別に展開できるのですからより多くの顧客に届けることが可能になります。 またはダウンロード版などでシンプルなインディーゲームが多数公開されていますので、そういった開発についてもUnityは広く使われています。
競合エンジンUnrealEngine
その反面、家庭用ゲーム機の場合、老舗開発会社が自社エンジンを持っている場合や、競合エンジンであるUnrealEngine (UE4)などが使われており、予算をかけてハイクオリティな作品を作り込むコンシューマ作品においてはUnityはまだ市場開拓中にあると言えるでしょう。 UnrealEngineといえば、かのFortniteでその名を全世界に轟かせていますよね。
Unreal Engine
https://www.unrealengine.com/ja/
Unityは映像作品やVRにも活躍|ゲーム以外の利用例多数
ゲーム以外でもUnityの映像処理やテクノロジーが積極的に活かされているんですね。
Unityが抱える問題と苦手部分
- 処理負荷が上がりやすくパフォーマンスを考慮すると物量やグラフィッククオリティがあげずらい
- ハイエンド家庭用ゲーム向けの開発に遅れをとっている(昨今ではHDRPという名で機能追加されつつある)
- 新テクノロジUnityDOTSに移行していく発表があってから時間がかなり経過しているが実用段階にならない
まとめ
やっぱりunityなの?エンジニアから見た良し悪しのまとめです。
- モバイルゲームアプリ業界においては一強
- 安くて使いやすく素材も豊富
- モバイルゲームアプリ開発なら50%以上のシェア
- 家庭用ゲーム機向け開発ではまだまだ伸ばしている途中
- 映像作品やVRに活躍
- 処理負荷が上がりやすくハイエンド作品で遅れをとっている
企業でも個人でもとても活用しやすくクオリティの高い作品が作れるので、ゲーム系に興味があるのであれば必ず修得しておくべきスキルで間違い無いでしょう。
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