データ型とは【要点だけ時短学習】Python プログラミングの独学
目次
型、データ型とは
Pythonプログラミングでデータ型とは何で、どういう役割があるのかをサンプルコードと一緒に説明していきます。
役割
Pythonプログラミングで扱う値は「型」によって分類されており役割や働きが異なります。 型は変換関数を用いて別の型に変換することができます。 演算や比較は通常は同一型どうしで行います。
型は「type」「タイプ」とも表記します。
型の例
1 # 整数はint型(イント) 0.0001 # 小数はfloat型(フロート) "出力文字" # 文字はstrオブジェクト型(ストリング)、またはテキストシーケンス True or False # 真偽はbool型(ブール)
以下には詳しい型の一覧をご紹介。 個別の役割や使い方については、またのちほど言語講座使い方辺でご紹介していきます。
組み込み型
Python言語に予め組み込まれている型を組み込み型といいます。
型 | 説明 |
---|---|
bool型 | 真偽 |
int型 | 整数 |
float型 | 小数 |
complex型 | 複素数 |
イテレータ型 iterator | 反復処理できるデータやメソッド |
ジェネレータ型 generator | 反復処理できる特有のメソッド |
シーケンス型 sequence | list, tuple, range |
テキストシーケンス型 | str ... ”テキスト"など文字情報 |
バイナリシーケンス型 | bytes, bytearray, memoryview |
set型 | set, frozenset ...順序なしコレクション |
マッピング型 | dict ...キーと値の組み合わせた辞書 |
コンテキストマネージャ型 | with 文の実行時にランタイムコンテキストを定義するオブジェクト、ファイルハンドルなど |
クラスおよびクラスインスタンス | class定義によって宣言したクラスおよびインスタンス |
関数 | def 定義によって宣言した関数 |
型オブジェクト | type(object)で取り出したデータタイプ |
ヌルオブジェクト | Noneな値 |
まとめ
- 値は「型」によって分類される
- 型は変換関数を用いて別の型に変換する
- 演算や比較は通常は同一型どうしで行う
- 型は「type」「タイプ」とも表記する