理数系が得意じゃないとプログラミングは難しい?エンジニアの適性|未経験でエンジニア転職して稼ぐ方法
理数系が得意じゃないとプログラミングは難しい?
目次
プログラミング初心者の疑問6選
- エンジニアってどんな仕事?
- 理数系が得意じゃないとプログラミングは難しい?
- 英語ができないとエンジニアになれない?
- パソコンに詳しくないとできない?
- エンジニアとして働くことは大変?
- 大人になってからでもプログラミングの習得はできる?
今回紹介したいこと
- プログラミングに必要な数学物理
理数系が得意じゃないとプログラミングは難しい?
プログラミングを使いこなしたりITエンジニアになれる人は理数教育をしっかり受けた理系人間しか活躍できないのでしょうか? いいえ、実はそんなことはありません。
さてそれはどういうことなのでしょうか、 これよりみていきたいと思います。
対応分野次第。全く使わない領域も結構あります
前記事でもご紹介した分野 (参照)によるところが大きいのですが、対応分野次第では数学物理は全く使わない領域もあるのです。 論理的思考や真偽、といった思考部分に関しては数学的と言えば当てはまりますが、ここではもっと具体的な方程式による演算がどの程度求められるかについて言及しておきます。
さて、どのようなところで数学物理の知識が使われているのでしょうか。 エンジニアの業務分野を挙げながら見つけてみたいと思います。
プログラミングに数学物理が必須な分野
ITエンジニアのよくある分野6選
- ウェブサービス
- サーバ/インフラ
- セキュリティ
- 業務システム
- ゲーム
- 研究/解析/統計
ここにあげた分野や分け方は一例ですが、実はこの中で数学的な特色が最も強い部分は、最後に挙げた研究/解析/統計だけだとも言えます。 次いで、業務システムやゲーム関係についてはその内容や担当によるところがあり、数学物理が最も重要というわけではないのです。
では、それ以外の分野では何をしているのでしょうか。 それは、必要な知識を以って、ソフトウェアやサーバ環境を用意し設定したり、必要な手続きを行うソフトウェアを作成したり、実行するということが挙げられます。 この部分だけで言えばネットワークや機器、ソフトウェアの知識等を使って作業するということが主体であって、 その意味で、対応分野次第、全く使わない領域も結構あります、ということが言えます。
それでは、どのようなところで数学物理が必要となるのでしょうか、みていきたいと思います。
プログラミングで数学物理の応用分野6選
- 物理シミュレーション
- 圧縮や演算の最適化
- 空間
- 3Dグラフィック表面処理演算
- 解析
- 統計
分野として広めに挙げていますが、ようするに大量の値の処理や計算をする分野の場合に必要になる場合があります。 場合があるというのは、計算する考え方だけわかれば、計算そのものをする関数は既にある場合があり、呼び出せば良いということでもある、ということなのです。 このような表現をすると誤解や語弊もあるとは思いますが、ITエンジニアに興味があれば、勉強は不要とは言いませんが、プログラミングを試し習得する方に時間を費やすことはとても有意義でしょう。 数学物理は必要な時に学習復習していくとしても、ある程度対応はできるのです。
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